共感覚のことを考えるとドゥームについて認めざるを得ない俺がいる

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土曜は、先月も行った西横浜EL PUENTEへ。今日はハードなバンドでジャンル無関係に8バンド！

まずは、静岡のDEVOID。
結構ノイジーなギターで、ベースは4弦を駆使し、サウンドは物凄く重いという感じとは違っていた。
基本的にはデス・メタルだと思うが、リフの動きは、所謂単音が動き回るそれが中心ではない感じがした。（そういう曲もあったが。）どちらかというとパンク的な印象があった。
2番手、Desire Of The Moth。
メランコリックなイントロで始まる1曲目を聴いて、ん？なんかちょっと他の出演陣とは違う香りがする…と思ったら、下手ギタリスト氏が弾き出したトレモロの感じが、所謂シューゲ・ブラック風…。ただし、激しくなるパートではツーバスも入って来る感じではあった。
2曲目もかなりアンビエントな感じで、後でプロフィールを見ると、Post Rock、Post Blackとあったので、所謂ブラック・メタルを基調としたシューゲイザー・バンドという認識を持った。個人的にシューゲイザー的サウンドはLUNA SEAの楽曲でも馴れている？のもあり、自然に溶け込める。ウィスパーから絶叫へ入る感じは激情ハードコアにも通じる部分もあり、そういう意味では、これまで見たバンドではVISION OF FATIMAなどに近い感じもあった。
曲展開があって大作が多いため、3曲のみ演奏。なんとも印象的なバンドであった。
ZOMBIE RITUALのSxYxさんが在籍する（と書いて誰？と思うかもだが…つまりヴォーカルの人。ｗ）激重ブラックのMIASMA DEATH。
女性コーラスもいるという編成で、個人的にはジャンルの事を気にしないで見たのだが、ベースがかなり大きい感じのドゥーム・メタルのような雰囲気がした。どちらかというと、ギター・リフが主導するという感じではない。
極端にいうと、フューネラル・ドゥーム的なバッキングを感じるところもあった。

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DISGUNDER。
3月以来。ベーシストとしてのAnna嬢はDETESTARDで見ているが、ヴォーカリストとしての彼女を見るのは4ヶ月ぶりである。しかし、今日は物凄く声が出ていた。1曲目は"Chain Of Distortion"であるが、ともかくも北田さんのドラムがかなり重く響いてくる。今のDISGUNDERのラインナップはかなり凄まじい音の塊になっている気がする。実は北田さんのドラムは過去に聴いた（見た）事があるという事を後で知ったのだが、いろいろ意外な事実があった…。ちなみに、この1曲目でもすでにShinjiさんどこかに消えていて、ギターの音は聞こえる（笑）。
3曲目の"Definition Of Struggle"の後のMCではAnna嬢、かなりフロントマンぶりもキマっていた。だんだん「可愛らしい」から「逞しい」に変わってきている感じもする。そして、そのまま"Destruction Overkill"へとなだれ込む。
ラストは"Ripping To The Grind"とアウトロのインストが炸裂！…しかし、意外にも速く終わってしまったので、巻きの展開へ。

Fra Hedensk Tid。
ギターのKawanaさんはDEVOIDに続いて2回目の出演のようであった。スタート前にBURZUMのTシャツを着て叩いているドラマー、Noctisadistum氏の音がかなりデカイ！
全員ブラック・メタル的コープス・ペイントなのだが、真っ白ではない。サウンドは吐き捨て系のブラック・メタルで、一聴すると歌詞はないような感じにも聴こえた。（実際はどうなのかちょっと分からなかった。）音はともかくデカイが、ドラムスの音がかなりデカイので、このぐらいでちょうどいいのかもしれない。
エンディング直前のブラストで勢い余ってスティックを飛ばしてしまったNoctisadistumさんだったが、総合的なバンドサウンドはGood!!
福岡のDorag。
なかなか関東では見れないバンドである。B、Vo.のトリオで、かなり重いサウンドのハードコアなスラッシュ・バンド。
DISGUNDERが神戸のDISTURDと彼らと一緒に3-Way Splitを昨年リリースしたので、4曲は音源を持っているのだが、ライヴは果たして…物凄いものであった。
ラストのラストにVENOMの"Witching Hour"の高速カヴァーを披露して去ろうとしたところ、アンコール？の声でもう1曲演奏。ラストも激速ナンバーでシメた。
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ます！ます！ドゥーム