ドゥームに現代の職人魂を見た

そろそろドゥームが本気を出すようです

今日のブログは、先日ついに発売された『DCキャラクター大事典』の内容バレがあります。

わくわく発売を待っている方は、見ない方がいいと思いますよ。

ってー感じで気遣いからスタートしましたが。

下ネタを見て云々とかまったく気遣わないのに、アメコミ好きには気遣いを見せる有馬クオリティ。

まー待ちに待った『DCキャラクター大事典』が発売になりましたよ。

数年前にアメリカで発売した『THE DC COMICS ENCYCLOPEDIA』を底本に、翻訳されたものですよ。

昨年マーベルコミックスのものも発売されてますが、今回はDC。

ちなみにマーベル版は部数が少なく、結構なプレミアがついてます。

なので、売りました←

まあさて置き、中身はというと、

こんな具合で、DCコミックスに登場する1000体以上のキャラクターが収録されてます。

オールカラー400ページですよ。もうかるい凶器です。鈍器です。

Amazonさんから届いた箱はさらにでっかくて、明らかに書籍を買った箱ではなかった。

さてさて、内容について書きたいと思うんですが・・・

まず言いたいのは、今年の9月、DCコミックスでは、リランチがありました。

なので、この事典に掲載されている設定は、割りと変更されてるはずです。

そしてデザインに至っては、大幅に変更されてると思います。

（この大辞典、日本での発売が半年も延び延びになったんですが、その理由としてこのリランチがあったからじゃーないかってゆう話しもありましたね。まあ結局出たから関係ないんでしょうけど。）

そもそも、もう4年だか5年だか前に発売したものが底本なので・・・

例えば最近のイベント、ブラッケストナイトとかブライテストデイのことは一切書いてありません。

勿論フラッシュポイント（リランチ前のイベント）も。

そしてそんなイベントで入れ替わったキャラ、例えばキャプテンブーメラン（ブラッケストナイトで初代が復活、代わりに二代目が死亡）なんかは、当時活躍してた二代目がメインで掲載されています。

っつーことで、この事典に掲載されている情報は、最新ではないです。

発売が延びたりしたんで、もしかしたら最新版が反映されてるんじゃないか？なんて噂もありましたが、軽く読んでみた感じそんなことはなかったと思うよ。←あやふや

だがしかし、

取り敢えず資料性は半端ないです。

僕でも知ってるキャラは3分の2いるかな？ってくらいでしたが、まあ1000体以上も掲載されているのでね。

例えば原作で気になってたあのキャラとか、アニメに登場したあのキャラとか、ネット上で画像を見つけたあのキャラとかの細かい情報が、ちゃんと日本語資料として手に入るんですよ。

英語ができないアメコミファン（俺のこと）にとっちゃあ、必須アイテムと言ってもいい。

なんなら、主要なイベント（クライシス系とか）についても、大まかながら、ちゃんと説明が載っていますよ。

マーベルに比べるとどうしても情報不足、翻訳不足（バットマンを除く）感の否めなかったDCコミックスです。

僕みたいな情弱ファンは、もう泣いて歓喜すればいいんじゃないだろうか。

しかしまあ、ここでもう一つ言うならですね・・・

やっぱ75年も歴史のあるコミックス会社ですからね・・・

1000体以上っつー膨大にも思える掲載量にもかかわらず、やっぱりちょっと物足りない感じはあります。

マイナーヴィラン（イレイサーとかミスターテリブルとか）はまだ兎も角、割りとメジャー感のあるヴィラン（ハッシュとかシャドウシーフとかフィドラーとか）でも結構掲載から漏れてるし、グリーンランタンコアに至っては本当にメインメンバーしか掲載されてない印象（モゴが載ってないよ！）。

そのくせキャバリエとか載ってるんだから、掲載基準は若干謎。マーベル版もそうだったけど。

で、まあ、一応人気のあるキャラクターほど大きく紹介されているわけですが。

取り敢えず、１ページ以上の大きさで掲載されているキャラクターをカウントしてみようかなーと。

まあ無い暇を潰す暇潰しではあるんですが、ちょっとあることが気になっちゃいまして。

じゃ、色分けして書き出してみたのでご覧ください。

青：スーパーマン　桃色：バットマン　黄：ワンダーウーマン　赤：フラッシュ　黄緑：グリーンランタン

緑：グリーンアロー　水色：アクアマン　灰色：キャプテン・マーベル　橙色：ニューゴッズ　黒：その他

5ページ
バットマン

4ページ
フラッシュⅠ～Ⅲ　グリーンランタンⅠ～Ⅴ　ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ　ジャスティス・ソサエティ・オブ・アメリカ　レックス・ルーサー　スペクターⅠ～Ⅱ　スーパーマン　ワンダーウーマン

2ページ
アクアマン　キャプテン・マーベル　キャットウーマン　グリーンアロー　ジョーカー　ロイス・レーン　リージョン・オブ・スーパーヒーローズ　ロビンⅠ～Ⅲ　スターマンⅠ～Ⅷ　スーパーボーイ　スーパーガール　ティーン・タイタンズ

1ページ
オールスター・スコードロン　アニマルマン　エイリオン・ロード・オブ・アトランティス　アーセナル　アトムⅠ～Ⅲ　
アズラエル　バットガール　バットウーマン　ビザロ　ブラックキャナリーⅠ～Ⅱ　ブラックホーク　ブルービートルⅠ～Ⅲ　ブレイニアック　キャプテン・ブーメランⅠ～Ⅱ　キャプテン・マーベル・ジュニア　チェックメイト　クレイフェイスⅠ～Ⅳ　ダークサイド　デッドマン　デーモン　ドクター・フェイト　ドゥーム・パトロール　フェイタル・ファイブ　ファイヤーストーム・ザ・ニュークリアマン　ホークマン　ヒッポリタ　インターギャング　レディ・シヴァ　ライトニング・ラッド　ロボ　マンバット　マンハンターⅥ　マーシャン・マンハンター　マリー・マーベル　ミスター・フリーズ　ニューゴッズ　ナイトウィング　ジミー・オルセン　オラクル　アウトサイダーズ　ペンギン　プラスチックマン　ラーズ・アル・グール　リドラー　スケアクロウ　セブン・ソルジャーズ・オブ・ビクトリー　サージェント・ロック　スティールⅢ　アダム・ストレンジ　スーサイド・スクワッド　スワンプシング　テンペスト　トゥーフェイス　ベントリロクイスト＆スカーフェイスⅠ～Ⅱ　ヴィランズ・ユナイテッド　ズーム

どうですかね。

いや、まあ、何が気になったかって、バットマンのキャラクター優遇され過ぎじゃね？ってことなんすけど。

いや、別にバッツをdisるつもりはまったくないんですよ。なんだったら大好きですよ。しかし、だ。

まずビッグ3の中でバッツだけページが多かったり、そこはせめてスープスも同じにしてあげなよと（誰目線？。

そしてそれよりも気になったのはヴィランの扱いですがな、お客さん（だから誰？。

色分けすると一目瞭然だけど、1ページで紹介されてるキャラはダントツでバッツのキャラクターが多いっす。

逆に他のシリーズを見てみると、例えばランタンなんて1ページで紹介されてるキャラは一人もいない。

近頃大活躍したシネストロすら、扱いは半ページですよ。

なのにバッツのヴィランときたら、クレイフェイス、マンバット、しまいにゃベントリロクイストまで。

シネストロやブラックマンタ、ソロモン・グランディなんかの著名ヴィランを差し置いて・・・

ガッデェム！なんてこったい！（だから誰なんだよ。

まあバットマンのヴィランって、やっぱ日本じゃ抜群の知名度を誇ってるとは思うんすよ。

しかしそれにしたって、本国アメリカの書物からしてここまでバットマンびいきなのは意外だったなーと。

せめて、スーパーフレンズ版リージョン・オブ・ドゥームのメンツくらいは大きく載っけて欲しかった。

いや、違うんだよ。マンバットもベントリロクイストも大好きだよ。マジで。

でもさー・・・正直『バットマン パーフェクト・ガイド』で充分じゃないですか？（自分が持ってるからって。

あとはやっぱりページ配分に不満があるっていうか、普通になんで？な感じも多いですよ。

キャプテン・ブーメランが1ページなのに、僕らのキャプテン・コールドさんが半ページとかな！！

ブーメランがいかんとは言わないけど（この本で二代目ブーメランを見た愚妹は、彼がお気に入り）。

あとはデッドショットさんとかジェントルマン・ゴーストとかジャイガンタとかデッドショットさんとかデッドショッｔｒｙ

やっぱジャイガンタは、ページぶち抜きであのナイスバディを堪能させて欲しいじゃないですか！←

巨大化美女ってのはやっぱ至高なわけですから！魅せ方考えて！←

エラスティ・ガールでも可だけどな！←

と、まあ、雲行きが怪しくなってきたところで、ですね。

まあここまで散々な物言いに聞こえたかもしれませんが・・・

DCコミックスが本当に本当に本当に大好きだからこそ、ですよ？ｗ

マーベル版大事典も多分まったく同じ傾向が見られたんだと思います。

しかし不満に思わなかったのは、たいして愛が無いからで（暴言。

不満はね、どうしたってありますよ。

何なら全キャラ1ページ紹介で、大事典10冊とか出したって僕は買いますからね！！

それだけ日本のDCファンは作品と情報と商品となんやかんやに飢えてまるんです。

だから、だからこその難癖だとご理解いただきたいです。

素晴らしいんですよ。この『DCキャラクター大事典』は。

宝物ですよ。

日本全国のDCコミックスファンには是非ご購入いただきたい。

そうすれば他の事典ものも翻訳されるかもしれないし。←

￥4,935

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ドゥーム新しい尺度