裏山いろいろ試したい!
本堂。何かをバシンバシンと叩く音(お祓い?)がご祈祷の声と共に鳴り響いていました。
辰年ですからねぇ、ご利益も一段とあらたかなのではないでしょうか。
竹林はいいですねぇ。涼しげな癒しのグリーンは、わびさびを感じさせてくれます。
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更に奥へと進んでみますと、奥の院・龍王殿が見えてきます。
裏山にある貝喰(かいばみ)の池に身を隠したと伝わる寺の守護神、龍道大龍王と戒道大龍女が祀られています。
気のせいでしょうか。この中央付近から、なにやら強烈なパワーが噴出しているように感じられます。
両サイドにある賽銭箱がどちらもデカかったのですが、
お金を入れろ入れろ~という暗示めいた見えない力をキャッチしたのでしょうか(笑)。
ほとばしるエネルギー。パワスポ?
そばに石段があったので上ってみます。
このまま山道を登る予定は全くなかったのですが、20~30分程かかったでしょうか。
この先に御池・貝喰の池があることを信じて、ただひたすら歩きました……。
狭いのなんの。一歩踏み外せば奈落の底へ転落です。
道の所々で、石仏(合計33体の観音様?)が見守ってくれていました。
緑の葉が光エネルギーをチャージde生き生きしていました。
癒される~(気を紛らわせているとも言う)。帰りもこの急なこの坂道を上ったり下りたりしなければと思うと憂鬱にもなります。しばし修行気分で自然と一体化。おそらく僧たちもこの道を何往復もしたことでしょう。それを考えれば、たかが一往復ぐらい……と思わねばやってられません(笑)。
間もなくして、水音が聞こえてきたので池はもうすぐだとワクワクしていると、くしゃみの音やら子供の声やらが下の方から聞こえてきました。彼らもここを通ったんだ、小さい子供まで頑張ったんだ……と、半ば感心して自分に渇を入れます。そして、右手の駐車場に数台の車が見え――
……ええっ!? 駐車場っ!?どうやら山道を通らずとも、楽に池へ来られるコースがあったようです。うわ~ショック~(/TДT)/やられた……。
まぁ、自然と戯れるいい機会と経験だったと思うことにします。
休憩所風の所にあった『魚藍観音』。観音様が両手で持つ籠の中には、でっぷりと太った魚(木製)が一匹入っていました。
そして到着。人面魚のいる貝喰の池。
貝・・・両側を山に囲まれた山間に多い地名で、峡(かい)が由来とも。
貝喰の池は、崩壊地形で湧き水によってできた池か。
~ 【3】へ続く ~