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こんにちはペットさんの気持ちと体調をお伝えするお手伝いをしています。アニマルコミュニケーターの伊藤ななです
今回のクライアント様は現在、アニマルコミュニケーションを学ばれているC様です。シニアのワンちゃんとの生活を大切にされています。人も犬も年齢を重ねることで様々な変化があります。感じ方や気持ちをゆっくりと聞いてみました。
バロン 男の子
2003年11月15日生まれ
1 自律神経失調の傾向が見られて程なく夜間徘徊（30分から1時間）するようになりました。壁に当たったり、障害物を避けられず、無理やり乗り越えたりして自分でコントロールできている歩きかたではありませんでした。獣医さんの指示で漢方を飲ませ、徘徊は4日くらいでおさまりましたがバロン自身は、徘徊の時、どんな状態だったんでしょう？記憶、意識はあるんでしょうか？
2 昨年の今ごろ、突然怒って、吠えて、飼い主にかみつくようになりました。 足を拭いたり目やに取るのを嫌がるくらいから始まり、首輪をつけるのも外すのも、足元に落ちたリードを拾う のも我慢できず唸る、吠える、かみつく。夜、いつもの寝場所に陣取っているところの横を歩いて通りすぎようとすると唸る、吠える、噛み付く。少しでもバロンの気持ちが分かればとACを習い始め、東洋医学も学んで怒らせないように生活しているうちに今では怒ることは少なくなりました。 あの頃、バロンどんな気持ちで吠えて噛みついていたのでしょう。今は噛まなくなりましたが、結局、原因がわからないので、これからまたいつ噛むようになるか？と思うと、まだ安心できません。バロンは、あんなに 怒って噛んでいたこと、どう思っているのでしょうか？
3 昨年、噛むようになった頃、他の犬に対してもとても攻撃的になりました。 もともと他の犬と友好的に遊ぶ犬ではありませんでしたが、嫌いな子が寄ってきたり、匂いを嗅がれたりすると怒る程度でした。 現在は他のワンちゃんには近寄らせないようにしています。バロンはどう思っているのでしょうか？
4 若い頃は、車に乗って、いろんなところに行きました。3年前位まではいろいろ行きましたが、歳をとって車の乗り降りや気候などいろいろ難しくなってほとんど行かなくなりました。 みんなでの旅行は好きだったかな？
これからも無理のない範囲で行きたいですか？もう、おうちで静かにしてるほうが好きかな？
よろしくお願いします。
バロンさんとお話させていただきました。
バロンさんは若い頃、とても元気で健脚で逞しかったのでしょうね。山歩きなども行かれましたか？山林の道や岩のある道も歩いていた映像を見せてくれました。ワクワクして心地良かったという気持ちも伝わって来ました。その他にも、バロンさんにとって、色々なところに家族で出かけた数々の思い出は宝物になっているようです。誇らしげでした。 バロンさんは年齢を重ねて、カラダや感覚が変わったことを感じています。 体調を感じさせてもらいました。カラダが重い感じや関節のこわばり、肩や首周りにコリを感じました。 皮膚の感覚過敏もあるようで、不意に触れられるとビクッとしてしまうような感じがあります。リラックスした状態で、事前に撫でられることをしっかりと自覚していていればまだ良いのですが、急に触られるのはとても嫌なようです。安心している時に、話しかけながら優しく撫でてあげてみてください。 カラダの中は今は痛みや不快感はあまり感じられませんでしたが、高齢ですので気をつけてあげてください。 視覚は、素早く動くものをしっかりと目で追って見ることが難しくなっているようで、身の周りで突然起きる事に対して不安感があるようです。 加齢による感覚の変化から、ストレスや不安感が強くなっているように感じました。その不安感が防御本能に繋がって、唸ったり吠えたりしてしまうようです。スイッチが入ると止められなくなってしまうようです。そのことを自分でも分かっていて、家族を噛んでしまった後はとても落ち込んだようです。
もともとは大らかで勇敢で自信に満ちていたバロンさん。その頃の楽しかった記憶が蘇ることがあるのでしょう。
①寝入りばなに徘徊していた時の気持ちを受け止めました。 元気な頃にたくさん歩いた山道や草原や広い砂浜などを、夢の中で歩いていたようです。カラダは半分起きていて、でも、意識は寝ぼけているような感覚。その夢の中で歩いていたようです。
②急に唸ったり吠えたりするのは、感じたことに対応しきれず、怖かったり不安だったりしてパニックになるような、苦しい気持ちを感じました。 皮膚の 感覚過敏でびっくりしたり、寝入りばなに急に接近する気配を感じてパニックになるなど、バロンさん自身がしんどい状況だったようです。色々と工夫されて、今は落ち着いているようですね。バロンさんがまた噛んだらどうしよう、と思わずに、今のままでいいんだよ、ずっと変わらず愛しているよと伝えてあげてください。 ご家族がありのままを受け入れてくれると感じて、安心するよう感じます。
③他のワンちゃんとの関わりは、今はとても負担になっているようです。家族とのんびりと静かにお散歩をして、心地よく家に帰ることが出来るように、お散歩ではよそのワンちゃんと出会わないようにしたり、距離がもてるようにするなどの配慮をこれからもしてあげるので良いと思います。家族との楽しいひと時を過ごすことを第一に考えてあげてください。
④旅行 今まで、色々と出かけて、本当に楽しかったと何回も伝えてくれました。山も高原も広い海も、様々な景色を覚えているようで、幸せな思い出がたくさんあるようです。とても生き生きとした表情で、嬉しそうです。今は長時間の移動は疲れてしまうようですが、もし、お家の近くに広々とした自然の広がっている場所があれば、行って、家族と過ごして、そこで陽だまりに座って、風を感じたいと伝えてくれました。
バロンさんは、とても幸せだと伝えてくれました。人もペットさんも、年齢を重ねて過ごし方が変わっていきます。家族と共に過ごして楽しかったことを思い出しながら、ゆっくりとのんびりと、これからの生活もまた一緒に楽しんで、お幸せでありますように、お祈りしています。
C様より、すぐに感想を検証をいただきました。
お返事ありがとうございます。内容はよ～く読ませていただきました。
バロンとは、若い時、いろいろ行きました。山登り、というほどではありませんが、裏山に小さなハイキングコースがあるので行きましたし、何より、泳ぐのが大好きだったので、海には良く行き、グイグイ泳いでおりました。そのために、7歳の時に海の近くに引っ越したほどです（笑
西方面にかなり行きまして、九州や四国まで行きました。フェリーに乗って九州に行った話しはしませんでしたか？（笑私にも大切な思い出です。< /u>
皮膚の感覚過敏というのが、思いもよらないけど、思い当たる、という感じでした。最初に噛み始めた頃、どういう状態で何が嫌だったのか、さっぱりわからずどこの場所が嫌なのか、場所の違いじゃないのか、何かしてる時はダメなのか、どういうときに触ると怒るのか、わからなかったんです。のんびりしていたところにたまたま手が当たってしまっただけで怒るとか、、、その辺が、感覚過敏というのがどのようなものかわかりませんが、そうだったとしたら、あぁ、なるほどそうなのか。という感じです。
この間も、背中の毛にちょっと触るだけでビクッとするね。と、主人と話していたところでし た。
他のワンちゃんとの関わりについては、基本的には避けているのですが、バロンのほうが寄っていこうとする（以前は寄って行かなかったのに）ので、行きたいのかな？と思っていたのですが、興味はあるけど、やっぱりダメ！って感じなのですかね。
今まで通り、避けるようにしようと思います。
近くの広々とした自然に関しては、まさに海の目の前に住んでいるのですが、砂浜って結構暑いんですよね。夕方の涼しい時間を狙って出かけてみようかな。以前は、大人しく足元でのんびりする、なんてことは出来ないタイプでしたが、今のバロンなら、そういう楽しみ方ができるのかもしれませんね。
大人になったバロンと新しい楽しみ方ができるように、私の方も頭を切り替えて対応して行きたいと思いました。
ありがとうございました
バロンさんのために海の近くに引っ越した……なんて素敵なことでしょう✨
バロンさんは幸せですね❤️
それはC様の幸せでもありますね❤️
潮風を感じて波の音を聞きながら過ごす時、バロンさんは海を泳ぎまくっていた若い頃をきっと思い出すのでしょうね✨
フェリー⛴の情景は残念ながら受け止められませんでした。でも、数えきれないくらい車に乗って遠出して楽しかったというバロンさんの気持ちは伝わってきました。思い出は本当に宝物ですね✨✨✨
感覚過敏や視野狭窄など、以前は無かった感じ方も、少しずつカラダと気持ちが慣れて落ち着いてきていると思います。どんな状況でも、温かい愛情に包まれているバロンさん、これからの幸せな過ごし方を共に楽しんでくださいね。ありがとうございました。
ACモニター様、今月いっぱいで締め切らせていただきます。6月からはプロとして本格始動する予定で只今準備中です。パソコンが苦手です
アニマルコミュニケーション無垢の庭@東京
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