ドゥームが悲惨すぎる件について
カルマちゃんみたいな影のある少年?青年?は好きだけど(笑)クエがねーw
ってか、モンストの今はやる事多過ぎません?笑
おまえらwwwwいますぐドゥーム見てみろwwwww
英国出身、リー・ドリアン率いるドゥームメタルバンド、カテドラルの通算3枚目のアルバム。
彼らはブラック・サバスの申し子とも呼ばれてる。故に70年代のブラック・サバスの影響下の音像をベースにしているのだ。
このアルバムにはブラック・サバスのトニー・アイオミがUTOPIAN BLASTERにてゲスト参加している。プロデューサーはシン・リジィを手掛けたことで知られるキット・ウールヴェンだ。
ドゥームという強靭なイデオロギーに支えられてるが、ここに表現されているのは紛れもなくメジャーに情念を放射したサウンド。キットもカテドラルのサウンドをいじることなく、バンドの持ち味と独創的なサウンドスタイルを尊重している。
リー・ドリアンのダミ声ボーカルは決して上手くはないが、その絶品のヘタウマの感性が完全なる個性のレベルで語られるという異形の認識を聴き手に与えている。癖になるほどだ。
このアルバムとの出会いは伊藤政則先生がとあるラジオ番組で流したタイトルトラックのCARNIVAL BIZARREを聴いてからだ。あまりにも衝撃で、次の日にCDを探し回ったくらいである。見つけた時の感動といざプレイヤーで流した時の衝撃は計り知れない。屈指の名盤である。
ジャケットは広げると一枚の絵になる。異形の祝宴を見事に描いたアートワークだ。
最初から最後まで全くぶれることのない。一曲たりとも捨て曲は存在しない。
カルトから真価へ。会心のアルバムである。