カップ麺について買うべき本5冊

コイしたヒトがカップ麺。

? 売れっ子イラストレーターは最近マルチな才能を発揮してメディアの露出も甚だしい。いくつもの〆切を抱えていて、その上行き詰まるとふらりどこかに消えてしまう。今日こそは原稿を頂戴すべく時間の自由のきくHが約束の代物を必ず受け取ってくるという任務のためJRから徒歩10分のLの仕事場に出向いたのであった。Hのバイト先は出版社で電話番とたまにカメラを持って繁華街に出向き、道を歩く女の子に簡単なアンケートを取ったりした。毎日のようにバイト先に顔出すHは学校はいいの?とよく聞かれたが、必要な単位は大体とってしまったし、女子学生がほとんどを占める学科で一際目立つ存在のHは人気があってノートや出席は本人が別に頼まなくても誰かが代わりにやってくれていた。たまにHがふらりと学校にやってくるとそれこそ女の子たちは貢物でも渡すようにHの周りに群がった。真面目を自称する女子学生の中には教室で繰り広げられるそんな光景を鼻白むものもいたが、Hがそんな頑なな石頭のクラスメートに声をかけて断られた試しなどかつてなかったのだからお手の物である。「ノート貸してもらえる?」授業の後、隣席の女子学生に囁く。女子学生は常にはHを軽蔑するような物言いをしていたものの、Hの微笑と低音の声の前には断ることなどできはしないのだ。ありがとう、Hは用事をすませるとここには少しの時間もいたくない、とばかりにすぐさま学校を後にした。まわりが就職活動をしているときもHはそんな気がないのかよく焼けた肌と茶色い長髪で就職課の前を素通りし、粗末な芝居のチケットを顔見知りに売ったりしていた。周りはHが役者になるつもりだとは露ともしらず、けっこう怪しげな場所にも出入りしている噂のあるHだったからにでもそこで知りあった誰かに無理やり押し付けられたシロモノだろうと同情するものあり、学生にとってはとても高額でノートを手に入れるより容易くはなかったが、一枚二枚と売れ、Hは無事ノルマを達成できたのであった。お金は常になくて、家から通学していたからそれほど困ってはいないが学校にいくつもりで自宅を出てもフィルムセンターで日がな一日過ごしてしまったり、学生街の名画座に通い詰めてしまったり、昼からやっている新宿のバーで隣合わせになった常連の会話を肴に安い酒飲んだりとおよそ真面目らしからぬ学生ぶりでHが留年もせずに卒業できたのは周りの女子学生(マドンナ)のおかげというしかあるまい。アルバイトを持ちかけてきたのもHがたまり場にしていたバーの客の口利きで出版社の原稿とりなどという一見派手な仕事はHらしいといえばHらしかった。
? しかしやってみるとこれはまたけっこう地味な仕事で相手が原稿を渡すまでHはそこでじっと待っていなければならない。しかも先生と呼ばれる相手が時間通りに原稿を渡すことなど極めてまれであとまわしにされたり、Hがその場を外している隙に逃げられてしまったりとなかなか思ったように原稿はHの手に渡らなかった。
? きょうは必ず約束の原稿を渡してもらう覚悟でHは売れっ子Lのところにやってきた。やっと渡してもらえたよ、と自宅兼仕事場のマンションのエレベーターを待っていたHに別の出版社の男は声をかけてきた。Lもさすがに観念して今日は自室にこもりきりだという。
「どうも、M社のものですが」
? HがLの部屋にあがるとLは黙々とペンを走らせていた。Hの声に全く反応もせず、ひたすら原稿用紙に向き合ってたまに頭を掻いている。灰皿に煙草の吸殻がうずたかく積もりカップ麺の容器がごみ箱から溢れていた。」
床には紙やらペンが散乱して座るスペースもなかったが、立ちっぱなしもなんだし古雑誌を片付けてその空いた場所に座った。TシャツとジーンズのHも特に気を遣う服装ではなかったから掃除もろくにされていないフローリングの隙間に長い手足をおりたたむようにし、視線を上にあげるとLの趣味で70年代のポルノ映画のポスターが部屋の四方に所せましと飾ってあった。
? キッチュで猥雑なポスターの絵柄は往年のピンク映画らしく目のやり場にも困るほどだったがHは食い入るように一枚一枚そのポスターを眺めた。
「キミそういうの好きなの?」
Lはヤニのこびりついた歯を見せ背後に立っていた。指先に挟んだ煙草から灰がこぼれていた。
「僕映画が好きで。B級なんか特に。こういうのって最近なかなか見られないじゃないですか。見てみたい作品ばっかりですよ」
「へえ、君みたいに若い人がこんなチープなポルノ映画見るの?」少年の面影のあるHが70年代のピンク映画を語るのが珍しかったのか、Lの方から話しかけたのだった。
「これはものすごく贅沢なスタッフで撮ったやつですね」
それはタイトルとビジュアルだけはセンセーショナルな成人映画だったがその後話題作を次々と世に送り出す某有名監督の下積み時代の作品であり、マニアにとっては必見の一本である。なかなかそこに食らいついてくる人間も珍しいのでLも興味をそそられたのであろう。現在第一線で活躍する花形監督も当時はポルノ映画で食い扶持を稼ぐしか手立てはなくまた出演者もまだ芽の出る前の大物俳優だったりとその手の作品の掘り出し物は数知れない。Hはポスターの隅に小さく載ったクレジットを見てこれはすごい、と声を洩らした。
「M社の人?」
「はい、今日〆切の原稿頂戴しにきました」
「もう少し待って」
Lはもうすっかりフィルターだけになった吸殻を山盛りの灰皿にこすりつけ、Hがこの部屋にやってきたときと同じように机に向かった。
Hはそのまま他のポスターも感心したように見続け納得したのかLが原稿を仕上げるのをただひたすら待った。
20年前、ただそれだけの一場面であった。

 


? 主演作をどうやら乗り切り評判も上々でHは久々の開放感に浸りながら過密スケジュールと引き換えに得たまとまった休みを満喫していた。
ぶらりと映画を見に行くのもいい。それとも注文だけして積んどいたままのDVDを見るか。空白のある予定が嬉しくてつい夜更かししてしまい、気が付くと午後の地上波の古い映画が掘り出し物だったりしてうっかり見入り、なんとなく一日が終わってしまう。外出するのは食事の際だけでそれも面倒になり、水とコーヒーで過ごし貯め込んだDVDをチェイサーに幾日か前に近所のコンビニで買った氷にウイスキーを注いで飲んだ。
  さすがにこれでは休みがもったいないと決心をし片っ端から電話をしたものの相手がHとはいえ友人にはなかなか都合がつかず、ふと思いついて旧知のLに連絡をしたところまさかの本人がサクッと出
てかけたHのほうが驚いた。居留守や不在が当たり前だった昔とはたいした違いである。少しの世間話の後どこかで飲みましょう、とHが言うとお、いいねぇとLは言う。
昔のよしみもあり、一緒に共演したシーンはなかったにせよ同じ作品に出演し去年は何度も顔を合わせていたためかLはHの突然の誘いにも意外と気安い。
「たださ、俺今日夜渋谷で仕事なんだわ。それすんでからでいい?」
「もちろんいいですよ」
「NHKの近くのちっちゃな映画館のトークイベント。俺一応主演だから」Lは自身が主役を務める映画のタイトルを告げた。Hも気になっていたLの作品で話は当然耳にしていた。
「あ、それ見たかったんです。そこならわかります。昔よく行ってたから」
「じゃぁ見にきなよ。終わったらそのまま飲みにいこう。着いたらまたこれに電話して」 Lはそう言って電話を切った。
  渋谷から歩いて坂の途中にある小さな小さな劇場は何度も通ってHにも懐かしい。骨のあるけれどもうずもれがちな海外の作品を上映することでもマニアの間では定評がある。
  昔の映画少年に戻ってわくわくする感覚はやはり劇場でないと味わえない。まだ時間はだいぶある。手早くシャワーを使い髭を剃る。急に生き返ったように動き始めたHであった。

  タクシーを降りて、小さな階段を上がるとこぢんまりとしたロビーがある。IPhoneのイヤホンを無造作にポケットに突っ込みながら慣れた場所に帰るような感覚になったが、どうやら今夜は勝手が違うようで、常にはひっそりとしたロビーがいつになく活気があり、どことなく華やいでいる。
満員御礼の表示にまさかと窓口の係に尋ねるとHの顔を知ってか知らずかチケットはすべて完売したと素気無く返された。
Hの顔に気づく客もいてちらちらとこちらを窺っている。もう一度L電話をかけるとややって本人が出た。
「いやぁ、ごめん。完売しちゃったみたいね。誘っておいて悪い悪い」
Hも思わず不満を漏らすとさすがにLも気が咎めたのか劇場にかけあって予備席を作ってもらうという。
「トークが始ったらもう一回かけてよ。お客もHが来てるって言ったら喜ぶしサプライズになるじゃない」
Lとの打ち合わせを軽くして電話を切るとHはエンディングが流れるスクリーンの一番後ろの席に座った。正式な依頼ではないから普段着のままであるし、せっかくの機会に部外者の自分がしゃしゃり出て水を差すのもどうかと思いあいさつ程度にしたいというHの申し出はもっともでLも「それでいい」と納得した。もともとシャレっ気のある人でこういう遊びが大好きなのだ。
隣席に突如現れたHにあれ?という表情をするものもあったがまもなく始まるイベントに会場の意識のほとんどはスクリーン前方に集まっていた。
映画は見たかったけれども仕方がない。また出直そう。やがて壇上が明るくなりお待ちかねのふたりが登場すると会場の熱気が一気に上がっていった。
?


はじめに誰かが線を引いた。やがて、それがカップ麺になった。

 青森のカップ麺、そして香川のさぬきうどん。そして、昨日は地元の国産小麦粉の「武蔵野うどん」(しっかり小麦粉の風味があります)

 連日、ある意図を持って食べています。それをしっかり確認することができました。それがクイズの問題だったのです。

 さて、現代の食生活の最大の問題は、ごはんの消費が減り、カタカナ主食が増えたことにあると考えています。ごはんが中心ですが、餅、蕎麦、うどんといずれもシンプルな主食で胃袋を満たしてきました。今回、考えている小麦粉に関して言えば、大きく以下の変化をしてきたと考えています。

・国産小麦粉(うどん・和菓子など)

        ↓

・輸入小麦粉(パンなど)

        ↓

・〇〇〇〇〇〇〇〇〇

        ↓

・カタカナ主食(輸入小麦粉+精製糖+精製油脂+精製アミノ酸+食品添加物など)

(菓子パン・ハンバーガー・ピザ・カップ麺・焼きそば等々)

 2番目の輸入小麦粉と書いたのは、私が小学校時代に給食で食べていたコッペパンなどです。

 クイズに出したのは、〇〇〇〇〇です。ここで大きな変化が起きます。それは何なのか?という問題です。再度、クイズにしましょう。宜しかったら懲りずに投稿してください。今度こそ当たる方がいると思います???

 どうしてここまで「カタカナ主食」が普及することになったのか?

・正解、先着1名様に拙著差し上げます。
・海外の正解者の方には、国内の景品送付先をご指定ください。
・応募は、お一人様、一回限りでお願いします。
締め切り8月3日(水)。午前8時
・これまでに当選した方、何度でも挑戦してください
・当選した方は、ブログ上で「お住まい」、「職業」、「一言コメント」お願いします。
 住まいと言っても、都道府県市町村で結構です。コメントがない場合は、申し訳けありません。景品はお送りしませんので宜しくお願いします。奮って応募してください。
 

 

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