えっ!あの豪華がこんなに激安!
お盆休みの読書は予定通りにはいってません。
小川一水さんの『天冥の標』、積ん読になってるシリーズⅧ、Ⅸを読もうと思っていたのに……
本日読了したのはです。
『俗・偽恋愛小説家』
◆ 森 晶麿
「白雪姫」「ラプンツェル」「かえるの王さま」「くるみ割り人形」
──誰もが知っているおとぎ話に隠された、 恋物語と事件の≪真相≫を “偽”恋愛小説家&駆け出し編集者コンビが読み解く
連作恋愛ミステリ第2弾。
恋愛小説家・夢宮宇多は、 デビュー作『彼女』が話題となり次回作が待ち望まれていた。
ところが担当編集者の月子が催促をするものの、 夢宮は次回作の『月と涙』の原稿の続きを書いてくる気配がない。
そのうえ「夢宮が女性と仲良く歩いていた」という話を月子は同僚から聞いてしまう。
現実とリンクする夢宮の次回作のラストで主人公の青年は「月」と「涙」どちらを恋の相手に選ぶのか……?
続きが気になりながらも、月子はヤケを起こし母から持ち込まれたお見合いを引き受ける。
その相手は子供の頃に憧れていた人だった。
◆第1話「白雪姫に捧ぐ果実」
豪華客船【スノーホワイト】でスキャンダルの最中の美人女優が突然死してしまう。
◆第2話「ラプンツェルの涙」
ラプンツェルの魔女さながらに、歌姫を大切に育ててきた演歌歌手の女。
歌姫の裏切りに、女の愛憎は……。
◆第3話「カエルの覚悟と純愛と」
大物恋愛小説家の屋敷に招かれた月子。
カエルを偏愛する作家は、胸の奥底に隠している【秘密】があった。
◆第4話「くるみ割り人形と旅立つ」
夢宮の元想い人・涙子が誘拐された!?
夢宮と一緒に彼女を救出しようと奔走する月子だが──。
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ミステリとは言っても〈推理小説〉と言うほど、事件の解決に向けた推理や何かが本格的に書かれてるわけではない。
恋愛小説にミステリを絡ませてる程度の謎解きとしては簡単な話。
恋愛小説家・夢宮宇多の、おとぎ話に隠された真実の読み解き方が納得出来る様な、穿ち過ぎの様な……
その辺りはそこまで深読みするのか?と、面白くはある。
それぞれの章がおとぎ話の内容とリンクしてるんだけど、子供の頃に読んで知ってる一般的なストーリーと現実の事件の背景がリンクしているのではなく、深読みし過ぎに思える“夢先生”のおとぎ話の解釈の方とリンクしている。
そして“夢先生”と編集者・月子の話もまた“夢先生”の書く新作とリンクしていく。
ひとつひとつは別の事件で終わっていますが、全体では1ヶ月にも満たない間の出来事の連作。
(って、そんな期間に事件に4つも遭うって……)
恋愛小説としてはドロドロしてるわけでもないし、山あり谷ありジェットコースター的なのでもない。
感情移入する程深いものでもない。
ミステリとしてはあっさりと、ほぼ“夢先生”が真相を解き明かしちゃって読者が謎解きを自分なりに考える間もない。
サラサラっと読めました。
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前作は3年前に読んでました。
あまり覚えてません。
そして──
感想自体も書いてませんでした……
ハローワークに行った帰りにマクドナルドで読んでた記憶があります
ゾウさんが好きです。でも豪華のほうがもーっと好きです
After
ケンケン☆
2人ともお泊まりとトリミング頑張りました
まだぁ??って感じ
メイちゃん?
After
After
モコ?
After
ココちゃん?