食材 日本って、おじさんとおばさんの国なんだ。
なるべく糖質の少ない食材を選ぶ。
食材 人とともに~With Human~
にと来ましたので、今度は”例の『2度目のハノイ』”には登場しなかったけれど旨すぎるフォーの店についてなどいかがだろうか。
ガイドブック常連ではあるけれど、それでもまだまだローカル度の高い超絶愛され系フォー屋さん“Pho Gua Truyen(フォー・ザー・チュエン)”。
2017年7月、改装か何かわからんが1ヶ月ものお休みに入り、せっかく行ったのに泣く泣く諦めざるを得ない状況を強いられた方も多いはず。
旧市街にある、その超有名店!
8月に入り、無事営業再開しております!!
▼この通り!!
朝7時半を回った頃。
実は弾丸ハノイ入りしていたhanoco姉と一緒に、お目当てのフォー屋さんのある旧市街へ。
このお店は、待つことが大嫌いなベトナム人たちでさえも行列に並びたくなる程の人気店。
「行列のできるラーメン屋」・・・いや、
「行列のできるフォー屋」なのである。
営業は朝6時かららしいので・・・
当然ながら、すでに行列
店内はぎゅうぎゅう。
詰め込めば30?40人ほど入りそうな店内に、ちょびっとだけ店先に並ぶプラスチックのお風呂テーブルセット。
9割ベトナム人、1割外国人。
注意点は「昼は営業していない」ということ。
「朝はホテルの朝ごはんで?、昼はフォーザーチュエンで??」と考えるケース多数だが、大きな落とし穴だ。
まさかの昼時はやらないパターン。
しかも、スープが終わればその時点でおしまいらしい。
ホテルのお上品なフォーなぞ食べている場合ではない。
1食分くらい捨ててやれ。
お店に到着したら何はともあれ行列に並ぶ。
ベトナムのローカル店は、①さっさと食べる②食べたら即退出が原則なので、回転は速い。
そして、店頭にある小さなキッチンカウンターで注文。
よっぽどでなければ15分も待てば入れるだろう。
▼せっせと手を動かすオカンと・・・
▼無言でスープやわ注ぎ続けるおとん。
メニューは牛肉フォー”PHO BO”一択!
その中で、牛肉の調理法によって
・半生肉(Tai)
・煮込み肉(Chin)
・ミックス(Tai Nam)
と、3種類の中から選ぶことになる。
やっぱり半生はうまい。
柔らかさが全然ちがう。
とはいえ、この時期食中毒も気にならんこともないため、今回は一応「ミックス」で手を打ってみた。←意味なし。
そして、是非とも追加で頼んでいただきたいのがトッピング。
・生卵
・QUAY(クアイ/揚げパン)
Quayについては以前お話ししたことがあるかと思うが、パンとお麩の合いの子のような揚げ物だ。
そのまま食べるとカリサクな食感だが、これをフォーのお汁にひたひたにして食べると、ジューシィで超ウマイ
そして、「意外」と言う方も少なくない「生卵」のトッピング。
まぁ、この国で、しかもローカルで生卵というリスキーなものを口にするかどうかは自己責任でお願いしたいところだが、これがまた旨い。
ぽとりと落とせば月見うどんのように、フォーの面に卵が絡んでまろやかに甘くなる。
ついでに言えば、「生卵」と言いつつ、ちょぴっと湯がいて温泉卵のなり損ない状態になってたろしりため、気休めになるかも分からない
注文が済んだら空いた席に身体をねじ込む。
そして待つ。
▼Quayだけ手元に。
ほどなくして待望のフォーが…
▼キターーーー!!
フォーを前にして他の人を待っている場合ではない。
早速いただきましょう!!
まずは何もせずスープを一口。
うまっっ
じっくりと手間暇かけて作られたスープ、おいしくない訳がない。まろやかー!
くどくない程度に濃厚なスープは、パクチーなどの香草が香る・・・そうだ。
実はワタクシ、もはや他の食材と同化したパクチーの類は「うまい」としか認識されず、ちょっと・・・分からない(笑)
でも、ハノイ入りして間もない・・・どうやらパクチーは得意としない姉が、「これぐらいなら平気」と申しておったので、「わーははは、俺様全面パクチーだゼーー!!」的なやる気は出さずにいてくれていると思わる。
微かに黒ずんだ濁り汁は、牛の出汁がたっぷり出ている証拠。たまらん。
そして麺。
多少細身のように感じるPho Gia Truyenの麺。
しかし、厚みがしっかりあるため、日本で食べられるペラペラのフォーしか知らなかった姉、感動。
この店で姉が発したワード、ほぼ以下の3つ。
うまーい(おいしい)。
あつーい。
さいこー。
そうであろう、そうであろう。
フォーはハノイが発祥なんだ。
このネギたっぷり濃厚スープが朝の体に染み渡るんだ。
ベトナムのフォー文化には1ミリたりとも貢献したことはないが、とりあえずいかにハノイのフォーが旨いかを(必要以上に)自慢してみる。
その後、卵、酢、とうがらし、自家製チリソースなどで味を変えつつ堪能。
この店には、他店にあるチャイン(ライム)はなかったが、必要なし。
皆、いろんな調味料を加えつつ好みの味を作っている。
▼オススメは屋外席
しかし・・・最近の法改正のせいか、この屋外席が少ないこと。
ついでに省スペースのためか、一段上がった店内に風呂イス、そして、道側に一段下がったところにテーブル。
本来、ベトナムでは器を持ち上げたり口につけて食べることは滅多にない。
このような席では、前かがみ度45度という麺を食すには過酷な環境を強いられることになるが、たまには持ち上げてでもガッツきたい気持ちが抑えられない。
▼こんな感じ
▼食べてる間も続く行列
まぁ、おかしなことはいくらでもなるのだが、そんなこと気にならんくらい旨い、行列のできるフォー屋からのレポートでございました。
旧市街の中にあるため、観光前の腹ごしらえにぴったり。
「朝から牛肉!?」と思うかもしれないが、イケる。
イケるのだ。。
同じく超有名店のも旨い。
どっちも捨て難い・・・
+++レストラン情報+++
Ph? Gia Truy?n Bat ?an
(フォーザーチュエン)
ADD:49 Bat ?an, Hoan Ki?m, Ha N?i
TEL:024-6683-3535
OPEN:6:00-10:00/18:00-20:30
※昼(ランチ)営業はないため要注意!!
7時過ぎに向かえば、食べ終わる頃には旧市街の他の店もOPENし始めるので、観光タイムにうつりやすい。
↑
今日も「見たよ」のポチりが私のごはん
インスタ始めました。